最近の世代には馴染みがないかもしれませんが、韓国では1980年代後半から在韓米軍放送を通じて放映されたアメリカのプロレス団体WWFが、小中高生の間で絶大な人気を博しました。
当然、ゲームも人気を博しました。ダブルドラゴンや熱血シリーズで有名なテクノスジャパンが制作したため、完成度が高かったのです。
ハルク・ホーガン、ウォリアーなど、当時を知る人なら誰もが知っているレスラーが登場し、技が非常に忠実に再現されていたため、多くの学生が放課後にはまっすぐゲームセンターへ向かいました。
4人同時プレイが可能で、2対2のタッグマッチモードや、6人の選手が乱闘を繰り広げるバトルロイヤルモードを楽しむことができます。
ハルク・ホーガンとウォリアーが戦ったらどちらが勝つのかという話題は、当時の子供たちの間でよく交わされていましたが、ゲームではウォリアーが最強キャラクターに近い存在でした。
WWFと言えば真っ先に思い浮かぶ伝説のレスラー、ハルク・ホーガンは2025年7月25日にこの世を去りました。実在した思い出がまた一つ消えてしまい、ただただ残念です。